修 行

角川文庫　角川ソフィア文庫 鎌田東二 角川学芸出版 KADOKAWA発行年月：2010年05月 予約締切日：2010年05月18日 ページ数：284p サイズ：文庫 ISBN：9784044094232 鎌田東二（カマタトウジ）1951年、徳島県阿南市生まれ。國學院大學文学部哲学科卒業。同大学院文学研究科神道学専攻博士課程単位取得満期退学。現在・京都大学こころの未来研究センター教授。宗教哲学・民俗学・日本思想史・比較文明学などを幅広く研究。文学博士。石笛・横笛・法螺貝奏者。フリーランス神主・神道ソングライター。17歳で聖地巡礼に目覚め、以来40年以上にわたり、国内外の聖地を参拝して回る（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） ジョバンニの生成ー銀河の「孔」を抜けて／折口信夫ー呪力と魂乞ひ／三島由紀夫ーエロスとしての死／中上健次ー「路地」の両義性／高橋和巳ー生涯にわたる阿修羅として／ドストエフスキーー自由と聖性への「ふみ越え」／ニーチェー哄う預言者／バタイユー稲妻のエロティシズム／ロートレアモンー殺人の神学／寺山修司ー「完全な死体」へ向かう言葉／美輪明宏ー美の信仰と仏性と／宮内勝典ー始祖鳥のまなざし／山尾三省ー三つ星の祈り／出口王仁三郎ースサノヲぶりと大化物／包越としての霊性ー宮沢賢治における宗教と芸術と科学 言葉には、不思議な根源的創造力がある。たった1人の本当の神さまを探し求めた宮沢賢治、信仰と宗教の違いを問いかけた美輪明宏、自由の魅惑と苦悩を冷徹に突き詰めたドストエフスキー…。彼らのあらわす言葉には、人間、死者、そして自然界をも鎮める「言霊の力」がある。霊性を見つめる言葉をつないだ時、何が見えてくるのか。宗教・哲学・芸術の世界を自在に横断しながら、その底に流れる言霊の力を発見する。 本 人文・思想・社会 文学 その他 文庫 人文・思想・社会